最後だからといって特に飲み会などはなく至って普通に工場を後にしました。
こんな時、なんか淋しいとか悲しい気持ちになりそうですが、
一切そんな感情はなく、次の本社勤務のことで僕自身は頭がいっぱいでした。
それから2日ほど休みを頂きました。
休み中は、買い物三昧。
スーツを3着、ワイシャツ、ビジネスバッグ、手帳・・・
これから営業する為に必要なもの約10万円位かけて揃えました。
右も左も分からない世界だったので、正直ドキドキ…
でも、心中「やってやるぞ!」と言う気持ちが強かったと思います。
初勤務から2週間くらいは先輩営業マンの運転手やら雑用やらで過ぎていき、
本格的に仕事をやらせて頂いたのはその後からです。
まずは、自分が担当する現場に挨拶回り。確か15現場くらい。
派遣営業の主な仕事内容は、
派遣されている各工場や事務所などの出退勤管理や会議、お偉いさんとの接待。
現場にたくさん人を入れられるようになれば成績に繋がり、
縮小していけば勿論成績は下がります。
新規で現場をとっていけばそれなりに数は増えていきますが、
数が増えた分だけ管理が大変になるのでいかに1つの現場を大きくしていくかが、
腕の見せ所になるわけです。
要は「効率」。
営業に関しては、ただ、ただ、仕事をしていただけの2年間だったので、
大した思い出は正直ありません。
しかし、東京から山形に帰ったきっかけは本社営業の時です。
詳しいきっかけを知りたい人は、
メルマガに書いていますので登録して頂ければと思います。
勿論、無料です。
本社営業時代は、日々の仕事を一生懸命こなして出世もしました。
出世と言っても「係長」ですが…(汗)
わずか2年くらいで辞めることになりましたが、
ここで学んだこともたくさんありました。
仕事に関しては勿論なんですが、それよりも・・・
所長との出会いが僕にとっては人生の財産になりました。そして、それが人生の分岐点に。
所長から教えられた事 (一部のみ)
- 営業とは!
- 営業先でのトークは自分が8割話せ!!!
- おしゃれな店を自分のものにしろ!!!
- 営業マンは見た目で勝負!!!
- コーヒー飲むのもチェーン店は厳禁!!!
人生は、出会う人によって変わります。
僕も所長に出会って人生観が「180度」変わりました。
人生観が変わって今の僕がいるんです。
生きていればいろんな人と出会うわけですが、
すべての人が自分にとってプラスになるとは限りません。
決して出会うことが悪いと言っている訳ではありません。
自分で環境を変えることも出来るってことを言いたいのです。
第1章:仕事の楽しさを東京で知りました。
第2章:リーダーは、身長165cmで丸メガネ、天然パーマで前歯無し!
第3章:こっち側の世界に来い!
第4章:おまえは優しすぎるんだよ!
第5章:おいっ!誰の指示でそこにいるんだよ!!!
第6章:まさかの…工場閉鎖
第7章:こんなにも違うのか!閉鎖での工場長と課長の人生
第8章:次の仕事はまさかの本社勤務の営業
第9章:所長との出会いが人生の財産、そして分岐点に・・・←今はココ